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2006年6月15日 (木)

紙一重

終電のホームに発車のベルが鳴っている。
何とか滑り込もうと走る俺たち。俺たちって言っても、赤の他人だけど。

しかし、その時感じる何とも言えない連帯感。

俺がたどり着くまで、
発車を引き止めてくれ
同士たちよ。


という無言のメッセージを同士の背中に送りあう男たち。

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同士が今、何とか電車に飛び乗ろうとしている。
ありがとう、君のお陰で俺も間に合いそうだ。

同士よ、君の後に続くぜ。

って思ってるのに、

乗った途端に立ち止まんなよ。

こういう奴いるよね。
急いで乗るのはいいけど、自分が乗れた途端に、

急ぎ終わる奴。

後ろが続いてるんだっつーの。詰めろよ、ハゲ。

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数秒前までは「同士」と思ってたけど撤回。
そういう奴は、

突き飛ばします。

ああ、悲しいかな。
終電という偶発的共通項が作り上げた

儚き友情。
(そうさ、男は孤独な戦士なのさ)

なんてことはどうでもいいから、乗ったら詰めなさい。



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