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2007年5月22日 (火)

柳家紫文と東京ガールズ

5/19(土)荻窪ミュージックギャラリー「遊美」で「柳家紫文と東京ガールズ」のライブを観てきました。

当日はいきなり到着前からハプニング。
新宿から快速に乗ったつもりが特別快速に乗ったらしく、荻窪を通り越して

三鷹まで行っちゃったぜエブリバディ。

しかもハプニングは重なるもので、三鷹到着直前に緊急停止。
安全確認のためにドアが開かないまま立ち往生。

遅れること30分。すでに紫文さんのステージが始まっているところに

滑り込みアウト。

涼しげな会場の中で、ひとりだけサウナみてーに汗をかきながら観賞開始。

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さて、初めて体験する紫文師匠の粋曲。

いいですね~、三味線の音色。
単音でさえ不思議と音に奥行きを感じる。弦をはじくと音が舞う感じがして、音と一緒に空気の存在を感じる独特の音色ですね。

独特の音色と言えば、紫文さんの声も印象的でした。
気持ち高めで柔らかに響く声。これもまた空気に乗って響いてくる、声というひとつの「音色」という感じ。

しかし、演奏に激しさが増すと、歌詞(言葉が)聞き取りにくくなって、ちょっとやきもきする場面も。今回はミュージックギャラリーとはいえ、音響設備が完璧に整った空間ではなかったのが残念でした。

と同時に次回はぜひ、演芸場で観てみたいという気持ちがわいてきました。

近いうちにまた、今度は寄席の空気の中で紫文さんの舞台を体験したいですね。

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東京ガールズは、三味線と太鼓の音に合わせて、明るい笑いを誘ってくれる楽しいステージでした。次々と放たれる小気味良いテンポの言葉遊びは圧巻。

2本の三味線、太鼓、言葉、合いの手。

たどり着くところが「笑い」であるが故に「ネタ」という言葉が多用されるけど、僕には何となく、ロックバンドの演奏に匹敵するスリリングなライブ感があるように感じたんですよね。

2本の三味線が交互に音を出して1つの旋律を奏でたり、かっこよかったなあ。

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インド人がカレーをいっぱい作って、重い鍋を持ち上げようとして『インド人も、ぎっくり。』というネタがあって、その直後に新ネタと称して、ドイツ人バージョンが披露されたのですが、

ドイツ人がカレーをいっぱい作って、重い鍋を持ち上げようとして、

ドイツ人も、ぎっくり。

あのね、

これ、かなり来た。

人種が代わっただけで着地点は同じ。
先にインド人ネタがあるおかげで一見成立してるように見えて実は成立していない絶妙なシュール感。駄洒落のセオリーを逸脱した不安定さが誘う笑い。

いいね~、こういうの。

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ところで、今回は「楽屋見舞い」のお菓子を用意して行ったのですが、せっかくなので熨斗(のし)を付けてみました。

Noshi

何だか、いっぱい名前が書いてありますね。


「柳家紫文」

「東京ガールズ」

「かにクラブ」

「ミサイル・クーパー」

「ミケランジェロ・ペスカトーレ」


書きすぎだっつーの。
(長ぇーよ、ミケランジェロ・ペスカトーレ)

でも、しょーがねーじゃん、そういう名前だし。

本来ならちゃんと中心に「楽屋見舞い」と書くべきところですが、

書く事が多すぎて、割愛。
(割愛しちゃいけねーとこを割愛するかにクラブ、LOVE)

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これらの名前を百貨店の店員に伝えて、怪訝そうな顔をされたにもかかわらず、さらに写真まで取ってくれた、

ミケランジェロ、グッドジョブ。

ちなみに、売り場の責任者らしき男性が出てきて、紳士的な口調で、こんなことを言ったらしいですよ、

ミケランジェロ・ペスカトーレ様は
スペースの都合上、2行になりますが、
よろしいでしょうか?

(熨斗には不向き、ミケランジェロ)

そんな意味のねー苦労の甲斐あって、楽屋でも喜んで頂けたようで、東京ガールズの小梅さんが、ご自身のブログに熨斗の写真をさっそくアップしてくれました

嬉しいですね、こういうの。

何だかみなさん気さくな方ばっかりで素敵でしたよ。
紫文さんなんて、舞台を降りてからの喋りも

ずっとネタだし。

僕らが遅れて観れなかった時のネタまで話してくれたりして。

紫文さん、東京ガールズさん、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
また近いうち遊びに行きますね!

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コメント

先日は柳家紫文と東京ガールズのライブにお越しいただきありがとうございました。

お二人のお越し、そして“かに”なのに“超いかした”熨斗付の差し入れありがとうございます。
楽屋、大うけでした!!
カタカナだらけの熨斗を老舗に書かせたミケランジェロさん。
本当、グッジョブ!!さすが、ラテン系。実は大胆!

ミサイルさんのライブレポートも、三味線のさわり(単音を弾いても倍音が共鳴すること、なんつって)を踏まえて空気感を伝えるあたり、
さすが「ミュージシャン」アンド「詩人」ですね!!目の付け所が違う!!


是非、機会がありましたら、今度は寄席へご一緒しましょう!
そんな日が実現しますように・・

投稿: たあじ千佳子 | 2007年5月24日 (木) 14:25

■たあじ千佳子さん

こちらこそ楽しい時間をありがとうございました!

和楽器の音色は心が落ち着きますね。
そして笑い声ともよく溶け合う音色だと思いました。
和楽器というのは声に近い音色なのかもしれませんね。

寄席行きたいです!

投稿: ミサイル | 2007年5月25日 (金) 20:05

初めて紫文さんの芸を見て感動。すごく面白いです。山梨へきてくれてありがとうございます。また見たい、聞きたいです。

投稿: コスモス | 2007年9月 8日 (土) 23:36

■コスモスさん

紫文さんの独特の間、声のトーン、素晴らしいですよね。山梨でご覧になったんですね。僕もまたぜひ観たいと思ってます。

紫文さんの本も近々出版されるとの事。
こちらも楽しみですね!

投稿: ミサイル | 2007年9月 9日 (日) 01:53

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