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2008年4月 3日 (木)

小詩集『今度食事でも。食わないと死ぬので』

1.

鏡の中の僕が
いつまでも笑わないので

仕方なく
こっちが笑ってみたら

とたんに笑いやがった

2.

山の向こうは
雪が降っているらしい

今汽車に乗れば
トンネルの向こうは雪国だ

3.

あの枯れ木の
最後の葉が落ちた時
俺はきっと

と思い込めないのは
肝心な枯れ葉の方に
そんな意識がないからなのだろう

4.

サイコロを6回振ったのに
4種類の目しか出なかった

サイコロを1億回振ったのに
6種類以上の目は出なかった

5.

取り残された僕のとなりに
気がつくと春が来ていた

春よ
おまえはどこから
去ってきたの

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ふと悲しくなっても
陽射しも風も空も雨も優しい
春の中で君を想いながら。

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