スマイソン パナマ・ダイアリー その6
こんばんは。ミサイルじーさんです。
さて、ついに届いた「パナマ・ダイアリー」。
新しい手帳と共に迎える新しい年。いいですね。
って予定だったんだけど、
届いたの1月の末だし。
12月の終わりには届くと思ってたのに、年明け1月末まで届かねーとは焦りましたよ。
手帳無しで仕事をするわけにもいかないので、1月中は2008年に使ってたシステム手帳のリフィルを使いました。
そしてスマイソンが届いてから、その1月に書いた分を
転記(涙)
面倒くさいけど、1月分が空白なのも何かと困るし、かといって2冊持つのももっと面倒。
「安かったのは実質11ヶ月しか使えないからじゃね?」とか「転記の手間を差し引くとむしろ高くね?」などと毒づきながら転記を開始。
暗記の勉強ならともかく、ただ同じ事を書き写す作業というのは無駄だと思うんですよ。
それにほら、「時は金なり」と言うじゃないですか。
1ヶ月分となれば、転記にかかる時間も馬鹿にできないわけですよ。
やっぱり電気代を節約するように、
転記代も節約しねーと。
なんてダジャレを思いつきながら、でも誰にも言わず、黙々と転記開始。
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転記をするにあたって、ペンは使い慣れた「JETSTREAM」を使用。
「JETSTREAM」の書き味はあいかわらず快適。でもスマイソンの薄い紙では紙面に凹凸ができてしまうんじゃないかと思ったのですが、そこは軽い筆圧で書ける「JETSTREAM」。いたって快適。ノープロブレム。
せっかくなので万年筆でも書き込んでみました。
使用した万年筆は「LAMY2000」 「LAMYサファリ」 「ペリカンスーベレーンM600」。
ペン先はLAMYがF、ペリカンがM。
やっぱり万年筆での書き味もとてもいいですね。
裏写りしない紙質もさすがの品質。
この薄い紙の中でどうやってインクをブロックしてるのか、
一体この中に
どんな小さいおっさんが入っているのか
見れば見るほど感心する。
ただ、パナマ・ダイアリーの書き込みスペースだと、あまり大きな字は書き込めないんですよね。小さめの字を書くとなると、かなり細字の万年筆じゃないと字の細部がつぶれてしまう。でも僕は極細の万年筆はあまり好きじゃない。
オフィス支給定番の「SARASA」や「SIGNO」も試してみました。
書き味は申し分なくいいけど、ジェルインクは若干裏写りするみたい。
ってゆーか、
おっさんが裏写りさせるみたい。
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手帳として何を優先したいか。それは人それぞれあると思います。
「書き味」というのもひとつの要素ですよね。
僕の場合は「視認性」を優先したいと思う。
手帳をぱっと開いた時に、何が書かれているかすばやく正確にわかるのがいい。
万年筆での書き味は快適。裏写りしないのも快適。
↓
でも「パナマ・ダイアリー」の書き込みスペースはあまり大きくない。
↓
万年筆で細かい字を書くと字がつぶれてしまう。
↓
細かい字を書くなら 「JETSTREAM」「SARASA」 「SIGNO」が○。
↓
その中では裏移りしない「JETSTREAM」が快適。
結果、僕は「JETSTREAM」を使うことにしました。
最初にスマイソンを見たときに感動したのは「万年筆が裏写りしない」ってことだったけど、これから実際に「自分の手帳」として使うときには、自分にとっていちばん快適な使い方をしたい。だから無理に万年筆を使わずに、僕は「視認性」を優先して「JETSTREAM」を使うことに決めました。
というわけで、僕のスマイソンの中に居る
裏写りブロック職人の
おっさんはちょっと暇。
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スマイソンの到着が遅れたために発生した「1ヶ月分の転記」。
最初は不満だったのですが、
いつの間にかノリノリ。
いろんなペンを試したり、いろんな筆圧を試したり、スマイソンのフェザーウェイトペーパーの特性についてあれこれ実験。そして自分が使いやすい書き込みパターンを模索したり。
試し書きたっぷり1ヶ月分。
なかなかスマイソンを気が済むまで試し書きするチャンスってないもんね。
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僕の生活の軌道に乗った新しい手帳、スマイソン「パナマ・ダイアリー」。
とにかく、フェザーウェイトペーパーは万年筆との相性が抜群。
でも、残念ながら僕は手帳に万年筆は使わない。
「それって何かもったいなくね?」と思いつつも、使っているうちに万年筆でも裏写りしないことは、スマイソンの「機能性のひとつ」であり、それ以外にも「手帳」としての魅力が見えてきました。
というわけで、
いよいよ次回は最終回
(まだ終わんねーのかよ)
使い始めて実感したスマイソンの「手帳としての魅力」。
そして「やっぱり万年筆でフェザーウェイトペーパーを使ってみたい」という願望をかなえるために、ミサイルじーさんが起こした
新たな行動とは。
申し訳ねーけどあと1回だけつきあってくださいね。
(続く)
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