生姜丼
こんばんはエブリバディ。ミサイルです。
よく「スタ丼はどこで食べれるの?」と聞かれます。
まだ食べたことの無い人は、(株)アントワークスのサイトに親切なMAPがあるので、ぜひ行ってみてくださいね。
スタ丼MAP:http://www.antoworks.com/rest/
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と、スタ丼を薦めておきながら言うのもアレですが、最近気になっているのが、
生姜丼。
これもスタ丼と同じくらい歴史の古いメニューで、生姜焼き丼を略して「生姜丼」。見た目はスタ丼と変わらないんだけど、にんにくの代わりに生姜を使っているんですよ。
これがまたうめーんだ。
いわゆるよくある「生姜焼き定食」っていうのは、やたらこってりと脂っこいものが多いじゃないですか。でも「生姜丼」は脂っこくなくて、豚バラ肉と生姜の風味ってこんなに相性がいいんだってことを認識させられる絶妙な味わいがあるんですよ。
何かこういう表現ってあんまり好きじゃないんだけど、生姜丼の味って
優しい味なんだよね。
(地球にやさしい、みてーな表現でごめんね)
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「伝説のすた丼屋」には、「スタ丼」だけではなく、この「生姜丼」や「チャーシュー丼」とか「すたみなカレー」とか、その他のもいっぱいメニューがあるんです。
「チャーシュー丼」なんて、実はスタ丼より歴史の長いメニューだったりもして、店に行くまでは「やっぱり今日はチャーシュー丼にして、歴史の原点を味わおうかな」なんてことを考えたりもするのですが、店に入ってスタ丼の香りを吸い込んじゃうと、
結局スタ丼にしちゃうんだよね。
意志弱いよね、俺。
ってゆーかね、スタ丼の香り。あれはずるい。
鼻からするりと入り込んで脳みその中枢神経を刺激するんだもん。
蒲焼屋の煙かっつうの。
せっかく来たのにスタ丼を食わずに帰るのがどうにも惜しいような気がして、結局スタ丼を食っちまうんですよね。
結局、そんな生姜丼の魅力を知っていながら、実はかれこれ10年以上も食べてなかったんですよ。
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ところが最近、アントワークスさんに『スタ丼のテーマ』をBGMに採用して頂いて以来、各店舗の店長さんにご挨拶&CDをお渡しに行こうってことで、かにクラブとしてもお店に行く機会がけっこう増えたんですよ。バンドとしてお礼と挨拶が目的ではあるのですが、もれなくスタ丼が食えるわけですからね、
喜んで全店に行かせて頂きます。
そんな中で、先日ミケランジェロが「スタ丼以外のメニューも味わってみたい」というので、「生姜丼」を薦めてみたんですよ。
いいことだねミケランジェロ君。
スタ丼の店には美味しいメニューがたくさんあるしね。
それに君が生姜丼を注文することによって、
俺もちょっと食えるし。
というわけで、ものすごく久しぶりに生姜丼の味と再会したのでした。
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ちょっと生姜丼食べてみてもいい?
スタ丼食っていいから。
と、交換条件を提示して、待ちに待った「生姜丼」との久しぶりの再会。
生姜丼うめー。
スタ丼の攻撃的な味の後に味わう、生姜丼の優しい味。
この素晴らしい味わいのコントラスト、
死むよ。
そしてまたスタ丼に戻った時に思う。
スタ丼うめー。
生姜丼の優しい味の後に味わう、スタ丼の攻撃的な味。
この素晴らしい味わいのコントラスト、
死むよ。
あのね、スタ丼も生姜丼も、それぞれ単体でもすごく美味しいんだけど、交互に味わったときにそれぞれの味わいの本質がすっげー際立つんですよ。
この味比べの妙味、
叶うことなら
無限ループしてえ。
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もし僕が、「ミサイル・クーパープロデュース:スペシャルスタ丼」なんて企画をやらせてもらったら喜んでやると思うでしょ。
でもね、スタ丼の味っていうのはすでに完成されているコンプリートなものなんですよ。だから僕のプロデュースなんて邪道だと思うんですよね。
その代わり、ぜひ作りたいメニューがある。
ミニスタ丼&ミニ生姜丼セット。
味はスタ丼も生姜丼もそのままの味。
サイズだけを小さくして、2つで1人前のボリュームにする。
食べ方にはこだわって欲しいね。これは必須。
まずスタ丼を食べて、次に生姜丼。これを最後まで繰り返す。
伝説のすた丼屋の2大丼の、味の本質が際立つ
ループ食い。
これは至福だと思いますよ。
ってゆーかアントワークスさん、作ってくれないかなこのセット。
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まだスタ丼を体験していない方は、まずスタ丼を。
そしてスタ丼の合間にぜひ生姜丼も味わってみてください。
絶対の「掟」を背負った男の腕が作り出す優しい味わい。
その味わいの中に
見え隠れする男の本質。
そんなロマンも味わえる逸品ですよ。
明日は高尾でバンドのリハ。
スタ丼屋が近いからきっと行っちゃうんだろうなあ。
リハでやる曲も迷うけど、
食うメニューも迷うね。
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