カテゴリー「LAMY」の記事

2007年9月19日 (水)

ラミーサファリ2007限定カラー「ホワイト」

こんばんは。
ミサイル“祝!伝説のすた丼屋 明大前店オープン”クーパーです。

最近ミクシィのLAMYコミュで知ったんですけど、ラミーサファリ2007限定カラー「ホワイト」が出たんだってさ。

馬鹿にしてもらっちゃ困るね、LAMYさん。

ホワイトは廃盤カラーでしたよね。
他のカラーに比べて人気がなかったから廃盤カラーなんだと思うんですよ。それを「限定」って言い直せば、

俺がだまされるとでも思ったか。

と、けしからん気持ちで詳しくネットで調べてみたんですよ。

一応気になって。

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ふうん、なるほどね。廃盤になったラミーホワイトはマットホワイトだったけど、限定の方は「艶ありホワイト」ですか。

クリップは黒じゃなくてシルバーね。で、ペン先も黒じゃなくてシルバー、と。

いいじゃん。
グロッシーなトータルコーディネート。

正直、踊らされてんじゃねーの感もあるけど、そんな贅沢を言えるのも、今はまだ手に入る状況であるが故の贅沢かも知れない。

つまり今はまだ、コーディネートはやっぱり、

こうでねーと。

なんていうダジャレのひとつも言える余裕があるけど、うかうかしてると売り切れちゃって、コーディネートはやっぱり、

ああでねーと。

と手の届かないところを指さすはめになるかも知れない。

3990円(税込)だもんね。一生後悔するなら買っとくべきだよね。
というわけで

Lamy_2007_white_01_5    

結局ゲッツ。
(K.K.G)

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今回の企画はボールペンとの抱き合わせ販売という、ちょっぴりやくざなラミーさん。

ところが銀座伊東屋では万年筆単体で買えるという情報を小耳にはさみ、はさんだまま伊東屋へ。

ペン先はMをチョイス。カートリッジインクのカラーも選べるっつうことで、未体験だった「ターコイズ」をチョイス。

ペン先Mっていいですね。たっぷりさらさらな筆記感。

無垢な白ボディの先に輝く銀のペン先から流れ出るターコイズ色の河。ターコイズってインクの濃淡がよく出てすげー表情豊かなんだと知る。

ああ死ぬ。

買ってよかったなあ。
僕のサファリコレクションの中で一気に上位にランクインだね。

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というわけで、同時発売の限定「ブラック」も、買っちゃうんだろうな、俺。

ラミー馬鹿万歳!
(L.B.B !)

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2007年2月19日 (月)

「告白」 万年筆の書き味

こんばんは。
ミサイル“あー明日からまた仕事かよ、爪。あ、爪切んなきゃ”クーパーです。


さて、僕は去年の誕生日に心惹かれていた万年筆「LAMY2000」を使い始めました。

LAMY2000万年筆 25th Feb 2006」なんていう仰々しい記事も書きました。誕生日に初めて筆を下ろす時のために、わざわざ「座右の銘」まで作ったりして。

ところがどうよ。仰々しく言ってたくせに、結局この1年間、

あんまり使い込んでねーし。

万年筆っていうのは、使い込めば使い込むほどに、書き味が自分のものになっていくもの、

かどうかも、まだ実感してねーし。

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でもね、僕は目隠しをした状態でもサファリとLAMY2000の違いが解りますよ。

書き味じゃなくて
胴軸の持ち味の違いでな。

(そりゃそうだっつーの、注意)

文具関連のブログを見ると、みなさんペン先のしなやかさの違いなどを書いていて、

正直、すごいと思います。

一応僕も「サファリ」に比べて「LAMY2000」の方がやわらかな書き味だということは何となく感じてはいます。でも正直なことを言うと、それはブログから得た情報のインプットでそう感じてるだけで、実はその本当の違いを感じてはいないんじゃないかと思うんですよね。

例えば服の「着心地」だったら、着た時の暖かさや軽さ、素材の感触なんかを直に感じるものなので僕にもわかりますけど、それに比べて「書き味」というのは、指先というごく限られた部分で感じる微妙な感覚ですからね。

自分もそういう繊細な感覚が欲しいとうらやましく思います。

文具好きのくせに
万年筆の書き味の違いもわかんねー
ミサイル・クーパー。


ですよ、僕は。

でもね、わからないなりにとにかく使い込んでいけば、書き味が自分のものになっていく過程を自分なりに感じられるようになれるんじゃないかなという気がするんですよね。

わかったふりをせずに万年筆と向き合う。そんな気持ちでいれば万年筆の方から語りかけてくるものがあるのかも知れない。書き味に敏感な人たちは、そんな風に万年筆を大切にしているような気がするんですよ。

いつしか、指先を超えて、脳みそから全身へその書き味が伝わる繊細な感覚を持った、

スーパーロックスターを目指して。

というわけで頑張ります。その前に今は、

書き味の違いがわかんねー組の
代表として。

(あんまり胸張れねー代表者、注意)

気がつけば、誕生日までもう1週間じゃん。
約350日間、何やってたんだ。

なんて事言ってないで、毎日使うぞLAMY2000。

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2006年12月12日 (火)

久しぶりだねLAMYちゃん

忘年会なので調子こいてワインを3杯飲んだら頭痛くなりました。
お陰で、せっかくこうして記事を書いていても不快だっつーの。
何が忘年会だ。

覚えてやがれ、忘年会。

なんつって、こんばんは。
酒が飲めないロックスター、ミサイル“でもブラックコーヒーなら何杯でもいけるぜ”クーパーです。

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さて、最近めっきりLAMYと触れ合ってなかったんですよ。
仕事で物を書く機会はそう減ってはいないのですが、最近よく使ってたのは、

鉛筆(会社支給)

数ヶ月前までは、何を書くときもサファリかLAMY2000を使ってました。

万年筆から繰り出されるなめらかなインクの軌跡。
筆圧をかけなくても縦横無尽に広がるその軌跡は、文字というよりも思考そのものと言いたくなる。

てな事を思ったりもしてたのですが、

ぶっちゃけ、鉛筆もいいもんですね。

鉛筆は鉛筆で、これまたいい筆記感を持っているもので。
万年筆が文字を「繰り出す」感覚ならば、鉛筆というのは逆に、黒鉛を紙の凹凸に引っ掛けて削り落とすようなもので、紙の上に文字を「残す」感覚なんですよ。

そんなわけで、しばらく会社支給のどうってことない普通の鉛筆を使ってたわけです。

LAMYをこよなく愛するみなさん、

おまえのLAMY愛は
その程度のものかよ。


って失望しましたか。

仕方ない。正直に言いましょうか。
ここしばらくLAMYを使ってなかったわけですが、正直、

LAMYが無くても生きていけるね。

更に失望しましたか。
もう僕のブログをブックマークから外そうと思いましたか。

お言葉を返すようですが、LAMYが無いと生きて行けないとしたら、

やばいだろ、逆に。

LAMYが無いと仕事ができない、はたまた思考が止まるようでは、社会人としてやばいっすよ。

愛が無くちゃ生きて行けないのは解るけど。

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で、久しぶりにサファリを使ったんですけど、

何てすばらしい書き味なの
サファリちゃん。


そうなりゃ当然LAMY2000も使いますよね。

何てすばらしい書き味なの
LAMY2000ちゃん。


ずっと鉛筆を使ってたけど、スクリブルはどうなのよ。

何てすばらしい書き味なの
スクリブルちゃん。


久しぶりのLAMYはやばいね、指先を通り越して「脳みそ直」で来るね。
で、目の前のLAMYを眺めてこう思うんですよ。

このLAMY、全部俺のもの。

そうなんですよ。このすばらしい書き味を堪能させてくれるLAMYは僕の所有物。だから、いつでも好きなときに使えるわけですよ。

使う頻度が落ちたっていいじゃない。何を使おうが、それもまた自由。

LAMYを使う自由もあれば、LAMYを使わない自由もある。

でもLAMYのすばらしい書き味は、常に僕のそばで静かにスタンバってくれてるわけです。そんなLAMYとの関係というか、距離感もまたいいんですよね。

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2006年5月14日 (日)

LAMY2000 VS サファリ

LAMY2000とサファリ。どちらか1本選ぶならどっちにするか。

こういう質問を何て言うか知ってますか。

愚問っていうんだな、こういうの。

LAMY2000のやわらかな書き味。サファリのカリッとした書き味。
どっちも好きだ。だからどちらも手放せない。

このふたつの書き味は、例えるならば、

「納豆ごはん」と「卵かけごはん」
みてーなもの。

どっちも旨いのだ。どっちも食べたいのだ。

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LAMY2000とサファリの書き味を同時に楽しめればいいのに、と思う。かと言ってLAMY2000とサファリを同時に使うことは難しい。

難しいっつーか、無理。

並べて2本線でも書かねー限り、無理。

「ミサイル君、大至急2本線を引いてくれたまえ」

ってな場面が無くもない気はするが、そんなに急いでるなら自分で引けっつう話だ。

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ところが納豆と卵の場合は同時に食べることができる。
そう、誰もが知ってる

「納豆卵かけごはん」だ。

そうだエブリバディ。
LAMY2000とサファリも、この「納豆卵かけごはん」の原理を応用すれば、同時に使えるじゃん!

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例えばこんなのどうよ、ドクターLAMYさん。

LAMY2000の美しいヘアライン加工のブラックボディに、

サファリのグリップのくぼみ。

逆にこんなのもあるよね。ドクターLAMYさん。

サファリのLEGOを思わせるあざやかなボディの、

LAMY2000。
(クリップはサファリタイプにしたりして)

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いや~楽しいね。新しいLAMYができちゃった。
正に、LAMY2000とサファリの「納豆卵かけごはん」。

でも楽しいのはいいんだけど、

主旨が変わってんじゃん。

そういや主旨は、LAMY2000とサファリの「書き味」を同時に楽しむでしたね。でもデザインも重要な書き味のひとつってことで、

まあいいか。

というわけで、せっかくですから新しいラミーにネーミングしておきましょうか。

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ラミーの歴史に新風を吹き込む画期的な新製品ですからね、慎重にネーミングしなきゃね。あー忙しい、忙しい。


(ごはん炊き中)


オッケー、エブリバディ!
それでは天才ミサイル・クーパーが考案した、Newラミーのネーミングを発表しましょう。

納豆、卵、ごはん。
3つのハーモニーが奏でる永久不変の旨さを、その書き味に再現した、

「LAMY3000 納豆卵かけごはん」
(LAMY3000-NTKG)


「この万年筆は、 西暦3000年を迎えても、
人々から愛され続けることだろう。 納豆卵かけごはんのように」 

                                                      ミサイル・クーパー

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何なら、納豆卵かけご飯のほうも呼び方変えちゃってもいいっすよ。

「LAMY3000ごはん」


っつーわけで、ごはん炊けたし、
頭使って腹減ったので、LAMY3000ごはん食います。



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2006年5月12日 (金)

サファリング

LAMYサファリを買ったときについてる紙製のリング。

多分、あのリングって、

ポテコだと思うぜ。

Poteco_01






ちなみに僕はあの「サファリリング」を

「サファリング」と呼んでますが、
みなさんも呼びませんか。


いや、無理は言いませんけど。


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2006年3月23日 (木)

LAMY2000万年筆 25th Feb 2006

2006年2月24日、誕生日前日に「LAMY2000万年筆 Xデー間近」という記事を書いた。

それは歴史的なプロジェクトが行われるXデーだった。
LAMY2000万年筆を2/5に入手したのだが、使い始めた日を記憶に残すために、敢えて使わずぐっとこらえ、誕生日である2/25から使い始めようという、孤高の天才ミサイル・クーパーの、

ひとりプロジェクト。
【類】ひとり鍋

LAMY2000の書き味が優れていることはおそらく間違いないだろう。子供用に開発された「サファリ」でさえ、僕を含めて多くのLAMYファンを満足させる書き味なのだから、代表作であるLAMY2000の書き味は、その書き味をはるかに上回ることは容易に想像がつく。

僕が文具評論家ならば、その書き味をいかに表現するかというところに尽力するのかもしれないが、そんなことよりも僕にとっての興味の中心は、来たるべくその瞬間に、その書き味を体感しながら「何を書くか」ということだった。愛するペンの第一声を心に刻むということは、そういうことだ。

意識していないと最初に書く言葉をついうっかり

「LAMY2000、万年筆、F」

とかにしてしまいそうになるが、それは自分に置き換えてみれば、巨人に逆さづりにされて、髪の毛で「ミサイル・クーパー、天然パーマ」と解りきったことを書かれるのと同じような気がしてやめた。

じゃあ何を書こうか。そうだ。「棚からぼたもち」や「ぬかに釘」といった諺を書こうと思ったのだが、どうもしっくり来ない。それならいっそのこと、

座右の銘を創っちゃえばいいじゃん

という想いが鎌首をもたげ始めた。

思い立ったが吉日。(類:焦って起きたが休日)かくして僕は「ミサイル・クーパー、座右の銘を創る」という壮大なプロジェクトを、来るXデーに向けて進行させたのでした。

っつっても、ひとりプロジェクト。
【類】ひとり相撲

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しかし、座右の銘とは一朝一夕で生まれるものではない。まず座右の銘を考えるというのは本末転倒だ。座右の銘とは様々な体験や考え続けてきた結晶から生まれるものだと思う。それを抜きにしていきなり座右の銘を作るのは、

「あーいい湯だった」
と言ってから風呂に入るようなもの。


しかも座右の銘を創ったことだけで満足しちゃったりしたら、あーいい湯だったと言っただけで風呂に入らないようなものだったりするわけで、本末転倒の「末」だけですべって転ぶようなものだ。

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ついに訪れたマイバースデー。僕はモールスキンに、自分のために創った座右の銘をゆっくりと書き込んだのであった。

サファリよりも少し柔らかな、LAMY2000万年筆のペン先から、たっぷりとあふれ出すブルーブラックのインク。紙の上に乗せたインクをペン先で誘導しながら文字を「描く」。紙の上をインクとともに浮遊するような、万年筆ならではの筆記感。それを指先に存分に感じながら、ミサイル・クーパーが創った、後世まで語り継がれるであろう座右の銘がモールスキンのページに染み込んでゆくのを見た。

nantutte_01
















「日々是なんつって」 

 ミサイル・クーパー



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なんつってと言わせてくれベイビー
なんつってと言ってくれベイビー

そんな時もあるけれど
負けるわけにはいかないのだよ
なんつって

だから張れるだけ胸を張って
なんつってと照れたあとに
もう一度小さくなんつって

君が好きだよなんつって
なんつって
泣きたいほどさなんつって
なんつって

なんつってのなんつって
なんつってのなんつって


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2006年2月24日 (金)

LAMY2000万年筆 Xデー間近

僕がいちばん欲しかった万年筆「LAMY2000」を手に入れたのが2005年2月5日。

もう購入してから20日ほど経つのだが、まだ使ってない。
何故なら、

誕生日の2/25から使うためだよーん。

何故そんな回りくどいことをするのか。
答えは簡単だ。

記憶に残したいから。

何故記憶に残したいのか。
答えは簡単だ。

好きだから。

2005年2月25日。
ミサイル・クーパーとLAMY2000万年筆の歴史が、スタートする。


banner_02_9_thumb ←Happy Birthday Eve , Mr Missile Cooper

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【2/25追記】

上記の記事に重大な誤りがありました。

×=2005年2月25日 ○=2006年2月25日

誕生日を迎え、まず最初に思ったこと「俺ってダメ人間」

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2006年1月30日 (月)

LAMY サファリスケルトン

lamy_vista

みなさんこんばんは。
ミサイル"ダジャレおじさん"クーパーです。

いやあ、いいですねダジャレ。やっぱ人間ダジャレのひとつやふたつサラッと言えるようじゃないといけませんよ。

ダジャレ最高。あー最高。

ダレジャを言ってるのはダジャレ?あー面白い。ミサイルさん最高。


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何故こんなにわざとらしくダジャレを支持するのかと言いますと、

買っちまったんだよ、スケルトン。

僕は以前こんな記事を書きました。

大体ですね、スケルトンって言葉自体「ガイコツ」と「透ける」をかけたダジャレカラーだし、スケルトンって何だか「オシャレでしょ光線」を発しているようで、どうもこっぱずかしいわけですよ。
(ミサイル・クーパー)


こんな事を言ってるくらいだから、普通買わないよね。

でも買っちまったんだよ、スケルトン。

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何でかって?そりゃ理由はひとつですよ。

血が見たかたのさ。
(決め台詞なのに脱字、注意)

スケルトン=おっしゃれー♪ とは今も思わないけど、血のような赤インクの動きを見ながら文字を書きたくなったんですよ。

血を見るためにLAMYサファリスケルトンを買い、
血を見ながらふと我に返ったら、

透けてたんですよ。
(だからしょーがねーじゃん)

って感じ。

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生命感のない万年筆に、まるで生命が宿ったかのような血の色。
そう、言葉とは俺自身の赤き血潮。

って言いたいところだけど、

薄いよ、LAMYの赤。
(イチゴシロップかっつーの)
(梅干の汁かっつーの)


こんなに薄いと思わなかったっすよ。
だってLAMYのボールペンなんて赤っていうより深い漆色って感じですよ。あーやられた。

せっかくスケルトン買ったのに、
全然楽しくねーの。


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というわけで、せっかく買ったからコンバーター使って、他社の血色インクを探しますよ。それはそれは赤く滴る深い血の色を捜しますよ。

「探す」より何だか本気度高そうだよね「捜す」って。
(そう思うの俺だけですか。そうですか)

ベイビー、こんな俺を
吸血鬼みたいだと笑うかい?


それとも別に笑わないかい?

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バッチリ捜して

「あースケルトン買って正解だった♪」
って必ず思ってやるぜベイビー。



そしてミサイル・アンパイアは血を求めて闇を行くのだった。


バンパイアだっつーの。
(何の審判だよ)



banner_02_9_thumb ←セーフ?アウト?

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2005年12月 9日 (金)

LAMYのクリップ

仕事でもプライベートでも最近大活躍しているラミー2000の4色ボールペン。

4色ボールペンって、何だか子供の文具みたいな響きだけど、LAMY2000を手にしたら、そんな感覚は雲散霧消。こいつはもう文具を超えた精巧なオブジェクトです。

と言いたくなるけれど、使えば使うほどその書き味は思いっきり文具。
馬鹿正直なほどに文具。

そこなのだよ、LAMYの魅力は、

といつも思う。

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そりゃもう、魅力をあげたらきりが無いですね。

■振り子式の巧妙な構造のノック
■静かなノック音とともに、
■手に伝わるシャリッとした感覚
■何気なく線を書いただけでも虜になるリフィル、
■M21のこってり滑らかな書き味、
■継ぎ目が解らない程の繊細なヘアライン加工が
■グリップの無いボディに程よいグリップ感を創り出す
■まるで木のようなやさしい手触りのくせに実は樹脂

誰か止めてくれ。

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そして僕が最近特に胸キュンなのは、

クリップ最高。

というさりげない魅力なのだ。

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LAMY2000のクリップは触るとガタつく。

あんまり触ると取れんじゃねーか?

と、ふと不安になるガタつき。しかし、このガタつきこそがLAMYのさりげないギミックなのである。このガタつきはクリップに埋め込まれたスプリングによる、いわば車のハンドルで言うところの「遊び」の部分ともいえる意味のあるガタつきなのだ。

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若人たちよ、LAMY2000を胸ポケットに挿してみたまえ。
ポケットのエッジにクリップが当たった感触を感じた、その直後からのドラマチックとも言えるスムーズな挿し心地ったらないぞ、若人たちよ。

あ、俺今LAMYを胸ポケットに挿した。

と、目をつぶっていても確認できるLAMYからのサインを感じることだろう。

そして少~し引っ張って見たまえ、若人よ。
絶妙な力加減でポケットを挟み込んでいる感覚が手に伝わるだろう、そうだろう。

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この感覚、

ジャケットでもシャツでも同じ感覚を
体感できますから。

生地の厚さに関係なく一定のホールド感をキープしているのは、埋め込まれた小さなスプリングが生み出しているマジックなのだ。

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じゃあ今度は、

LAMYを抜け、若人。さあ抜け、若人。

きっと誰もが感じるだろう。今まで体験したことのない感覚を。

ああ、俺今ポケットからペン抜いてるわ。

という、これまた目を閉じていても伝わる心地よい摩擦度。
きつ過ぎず、ゆる過ぎず。

筆記体勢へと向かう手に送られるLAMYからのサインだ。

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LAMYの優れたクリップはポケットへの抜き挿しはもちろん、

心にも留まるクオリティ

なんて言ってみたりすると、お後がよろしかったりもする。

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2005年11月26日 (土)

サファリ グレー

safari_gray以前、エルバンのインク「GURIS NUAGE」(雲色)を使いたいとエントリーしたところ、柊さんから「LAMYサファリのグレーに合わせてみては?」というアイデアを頂きました。

サファリのグレーから繰り出される雲色の文字。サファリのグレーから繰り出される雲色の文字。サファリのグレーから繰り出される雲色の文字…

想像すると、超クールじゃないですか。そして僕は決めたのです。

柊さんのアイデア、パクリましょう、と。

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既に柊さんは「サファリグレー + コンバーター + GRIS NUAGE」というクールセットを購入済みでブログにアップされていますが、それと全く同じセットを購入しようというのは、

このマネキンが着てる服、一式ください。

と言うのと同じみたいでカッコわるい…ですか?

いいえ、全然カッコわるくありません(笑)

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人間、オリジナリティは必要ですが、心の琴線に触れたクールなものに実際に触れてみることは貴重な体験となるものです。

大切なのは、そのスタイルを手に入れることではありません。手に入れた後に、自分の手で使った時に沸いてくる「感動」なのです。

その感動こそ、その人にしかないオリジナルの感情なのですから。

…と、長い言い訳はさておき(笑)

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そんな時に何と、サファリグレーが廃番という情報!ネットショップを10軒ほどあたりましたが、どこも完売。あの伊東屋にももう無いらしい。

もう俺の夢はおしまいだ。

なわけねーじゃん。

最近はネットショップで完売すると、世の中の文具ショップすべてが完売みたいに語られがちですが、

普通にロフトで売ってるよーん。

ネットショップで3割引で買える商品を定価で買うのももったいないので、欲を出して探したら、

アメ横でも売ってたよーん。しかもネットより安いし。

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定価で買うと「サファリ¥3675 + コンバーター¥787 = ¥4462」のところ、僕はアメ横で、4色ボールペン用のM21リフィルも一緒に購入して¥3484でした。

アメ横を馬鹿にしちゃいけないですよ。僕が行ったお店の方は、とっても万年筆に詳しい方で、親切丁寧に洗浄方法を説明してくれました。

わざわざサンプルの万年筆を使って、水の入ったコップで実演までしてくれて。

でも、ちょっとソワソワした態度で聞いちゃってごめんね、おばさん。

路駐してたもんで。(よいこはマネしないよーに)

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というわけで、ついにやってきたサファリグレー。イエローやレッドにはないマットな質感が、雲色のインクを繰り出す母体として存在感充分といった手ごたえがある。

で、インクはどうしたのかね、馬鹿ミサイル君。

ははは、肝心なインクですね、雲色の。

買ってねーし。

残念ながらその店には置いてなくて、その後に用があったもので。
アメ横の他の万年筆ショップを探そうとも思ったのですが、何しろ人が多いし、あんまり時間食っちゃうと、

レッカー移動されるし。
(よいこはマネしないよーに)

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GRIS NUAGEは廃番じゃありませんからね。
まあ焦らなくても来週あたり買いに行こう。しかもインクは、

浮いた差額で買えちゃうよーん。

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